筋肉の周りを包む組織で第二の骨格と言われ注目を集めています。
また、最近では東洋医学におけるツボの流れに一致している筋膜ラインが多くさらなる研究が期待されています。
スーパーなどで売られている鶏肉の周りについている透明の膜が人間で言う筋膜です。
筋膜は大きく6種類に分類されます。
足の裏→腰→背中→首→頭を繋ぐバックライン(腰痛など)
足背→太ももの前→腹筋→首を繋ぐフロントライン
下半身の外側→体幹の外側を繋ぐラテラルライン
後頭骨→反対側の肩→始まりと同じ側の股関節を繋ぐスパイラルライン
手の指→腕→肩を繋ぐ4種類のアームライン(肩が挙がりにくい・肩こり)
腕から骨盤をXの形で繋ぐファンクショナルライン
これらは全て身体の動きに合わせて構成されているため、「肩が挙がりにくい」「身体をねじると腰が痛い」などの動きに合わせて出る症状を改善する時にアプローチします。
癒着すると滑走性が悪くなるため動きにくさが出るのです。
緩め方としては筋膜ローラーなどで圧迫することも有効ですが、一番重要なことは痛みが出る動きに関連した筋膜のラインにアプローチできているかです。
正しい筋膜を緩めることで身体の重さから解放され、本来の可動域を取り戻せます。